牧歌
2007年06月16日 (土) | 編集 |

「ブルグミュラー 25の練習曲」の3番目の曲「牧歌」です。


この曲は、『音でのどかな広がりのある世界を表現する曲』です♪
適切なテンポは、付点4分音符=56です。


Andantinoは、子守唄に共通するテンポ、8分の6拍子はゆるやかな波を作れるタクト、
dolce cantabileは、優しくメロディを歌うことです。


これだけで、この曲の性格は言い尽くされていますが、
それでも騒がしくなるのはどうしてでしょうか・・・


それは、左右のバランスですね♪
左手は音が3つも重なり、しかも同音連打です。
手を鍵盤からなるべく離さずに、指先がいつも鍵盤についているように
連打する練習をしてみるといいですよ☆
手が鍵盤から離れるほどやかましい伴奏になってしまいます。


メロディは、あくまでもレガートで弾けるように気をつけましょう♪
指を鍵盤から高く上げると、音が立ってしまってつながりません。
1音ずつ重ねるくらいに弾かないと、メロディの持つしなやかさが出ないので、
頑張ってくださいね♪


曲中に出てくる音楽用語
Andantino(アンダンティーノ) アンダンテよりやや速く
dolce cantabile(ドルチェ・カンタービレ) 愛らしく歌うように


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アラベスク
2007年06月12日 (火) | 編集 |

「ブルグミュラー 25の練習曲」の2番目の曲「アラベスク」です


この曲は、『引き締まって軽やかなリズムのある曲』です♪
適切なテンポは、4分音符=132です。


スケルツァンドは、キュッと引き締まった音で表現し、
お茶目で愉快な気分で演奏するといいですね。
左手の和音を、はりのある良い手の形でスタッカートで弾きましょう。
2拍目でも、気が緩まないように気をつけましょう。
そのリズミカルな左手に乗っかって、右手をはっきりと弾き始めます!
16分音符がよろけやすいので、指の関節をきちんと使って、粒を揃えましょう☆


中間部は、2小節ごとの呼吸です。2拍半目がアウフタクトで次の小節に
つなげることを忘れないようにしてください♪
fで大らかに歌います。このときは、鍵盤を深く押しましょう☆


コーダは、最後が最も力強くなるように、cresc. で盛り上げます。
決して、速くならないように気をつけましょう。
1音1音を確実に弾いて、緊張を崩さないように、注意して弾きましょう




曲中に出てくる音楽用語
Allegro scherzando(アレグロ・スケルツァンド) 速く、愉快な気分で
leggiero(レッジェーロ) 軽快な、容易な
dimin. e poco rall.(ディミヌエンド・エ・ポコ・ラレンタンド) だんだん弱く、そして少し速度を緩める
in tempo(イン・テンポ) 正確な拍子で
dolce(ドルチェ) 愛らしく 
ten.(テヌート) 音を維持して
risoluto(リソルート) きっぱりと、決然と


 



すなおな心
2007年06月09日 (土) | 編集 |

「ブルグミュラー 25の練習曲」の1番目の曲「すなおな心」です


この曲は、『大らかに弾きたい曲』です♪
適切なテンポは、4分音符=138です


スラーから、音楽の呼吸を感じ取りましょう♪
長いスラーは大きな呼吸。短いスラーには変化があります。


1小節ごとにアクセントがつかないように、小節線の前後を丁寧につなぎましょう。
sfのある小節は曲の頂点なので、第1拍を力強く弾くと良いそうです。

sfはただ叩いてもダメです。指先だけでなく、手の重さを利用して深く打鍵します。
激しさのあるテヌートだと思って良いそうです♪


左手の和音は、指使いを工夫して、なるべくどこかの音をつなげます。
うまくいかないときは、同じ性質の音を使って、流れを止めないようにしましょう。


8分音符は左右とも指を硬くしないで、優しく柔らかい音で揃えるように♪
練習してみてください☆


曲中に出てくる音楽用語
Allegro moderato(アレグロ・モデラート) あまり速くなく
dolce(ドルチェ) 愛らしく
dolce e poco riten.(ドルチェ・エ・ポコ・リテヌート) 愛らしく、そして少し速度を緩める
a tempo(ア・テンポ) もとの速さで 正確な拍子で
dim e poco riten.(ディミヌエンド・エ・ポコ・リテヌート)だんだん弱く、少し速度を緩める                     



 

ブルグミュラー?
2007年06月07日 (木) | 編集 |

ブルグミュラーというと、子供たち向けのピアノの曲集の事だと
思っている人が多いようですが、実は音楽家の名前なんです♪
外国の大きな音楽事典などには、ブルグミュラーという人が
何人か出ています。
なんと!ブルグミュラー家は、ドイツの音楽一家だったんです♪


そのブルグミュラー家の中で、子供向けのやさしいピアノ曲をたくさん
作曲したのは、ヨーハン・フリートリヒ・フランツ・ブルグミュラーという長い名前の人です。
そして、そのやさしいピアノ曲を集めた曲集が、一般に《ブルグミュラー》と呼ばれて
親しまれているんです。


ブルグミュラーのお父さん、ヨーハン・アウグスト・フランツ・ブルグミュラー(1766~1824)は
牧師の息子でしたが、音楽を志し、やがて指揮者になった人です。
そして、おそらく1806年頃から、デュッセルドルフに住むようになり、
それ以後は、デュッセルドルフで活躍を続け、そこに音楽協会を設立したり、
低ライン地方音楽祭を開くようにしました。この音楽祭は、現在に至るまで毎年
開かれているそうです。
豊かな知識と高い教養を身につけていて、土地の人たちから尊敬されていたようです。
そして、2人の息子が音楽家になっています。その2人のうち、兄のほうが
《ブルグミュラー》という曲集でおなじみの人です。


ヨーハン・フリートリヒ・フランツ・ブルグミュラー(1806~1874)は、
レーゲンスブルクで生まれていて、おそらくお父さんからピアノのレッスンを受けたのでしょう♪
青年時代のことは、あまり詳しく知られていないようです。


1832年、26歳のときにパリに移り、ピアノの先生として、人気を得たほかに、
ピアノの小品を書いて、パリの人たちから歓迎されたようです。


そして、1874年に惜しまれながら、68歳になる生涯を閉じたのでした。


ブルグミュラーの書いたピアノの小品は、なんと!600曲以上にも及んでいるそうです。
子供たちが演奏している《ブルグミュラー》は、そのうちのごくわずかだということになります!


驚きですね!!